『トロイラスとクレシダ』 観てきましたー!


蜷川さんのシェイクスピア・シリーズ第26弾 『トロイラスとクレシダ』 観てきましたーーー! 清家さんが出てないシェイクスピアを観るのは初めて。 (清家さんは蜷川さんの次回作『ボクの四谷怪談』稽古中) でも、せっかく続けて観てきたから、 観ないと気持ち悪い・・・ と清家さんに言ったら、 「制作の思惑にまんまとはまってんじゃん(笑)」 と言われました。 だってその前のオールメールの『じゃじゃ馬馴らし』も すっごく面白かったし。 今回はオールメール初の「悲劇」だっていうし。 相変わらず何の予習もせずに、 期待に胸をふくらませて行ってきました。 劇場へ一歩入ると、舞台一面のひまわりが出迎えてくれました。 (これって・・・ネタばれ?) 舞台はトロイの木馬で有名な「トロイ戦争」のさなか。 ギリシャ神話の登場人物たちのお話でした。 シェイクスピアが書いたのは、4大悲劇を書いた最もアブラの乗っていた時期とのことです。 ちょこっと感想ですが、 このお芝居は若手の俳優さんたちをメインにキャスティングされています。 もちろん、脇を固めるのはベテラン俳優さんや蜷川組の方々。 まずこの「若手vsベテラン」がこのお芝居のいちばんの見どころかと。 若手さんたちが思いっきり演じる、ベテランさんがそれを受ける。 ベテランさんがさらにその上を行く、若手さんがまたそれに刺激を受ける。 それが観ていてとっても清々しかったです。 いい意味で、なんかまだ完成していないような、 つまりこの後、まだ進化するんじゃないかしらっていう ポテンシャルを感じてしまいました。 稽古のときはどうだったのかな・・・って思い、 パンフレットを見ると、 やはり最近になく蜷川さんの罵声(?)が飛んでいたらしいです。 若手さんたちのパンフレットのなかのコメントに、 「初日から全否定された」とか、 「1000本ノック」とか、 「もっとスケール大きく!」とかって しごかれた様子がうかがえました。 でも、蜷川さんはちゃんと、若い人たちを育てようとしてて、 ベテランさんたちもそれをわかってて、 きっと時には手をさしのべ、時にはあえて突き放したり・・・ なあんて稽古だったんじゃないかなあって勝手に想像して胸を熱くしました。 タイトルロールのトロイラス役の山本裕典さん、 恋に一途な不器用な熱い男、大熱演でした。 この方体育会系っぽくて、とても身が軽いし立ち廻りがかっこよいのです。 クレシダ役のオールメールと言えばこの人、月川悠貴さん、 やはり美しかったし、この役はこの人のために書かれたんじゃないだろうかっていうくらい 自分の世界に引き込む世界観、さすがです。 このクレシダさん、全ての男を愛の虜にしてしまうしたたかな女なんですよー。 ベテランさんのなかでも原康義さんは、 この物語の肝「知将ユリシーズ」をとても熱演されていました。 人の心をもてあそび、腹の底でほくそ笑む的な演技。 やっぱりうまーい! ほかにも、恋の取り持ち役や舞台の進行役をしていた 小野武彦さんやたかお鷹さんはベテランの味でお芝居全体をバッチリ引き締めてくださいましたし、 シナリオクラブにファンも多い横田栄司さんもいつにも増して熱い演技、 この舞台でもしかしたら世の中的にいちばん注目されてたのではという塩谷瞬さんも好演、 星智也さんが若手とベテランさんのいい感じのバランスを取ってくださって、 細貝圭さん、長田成哉さん、佐藤祐基さん、内田滋さん、 廣田高志さん、塾一久さん、間宮啓行さん、鈴木豊さん、 妹尾正文さん、岡田正さん、福田潔さん、山下禎啓さん、 井面猛志さん、谷中栄介さん、鈴木彰紀さん、尾関陸さん、田中宏樹さん 皆さん本当に大熱演でした。 声の大きさのバランスもオールメールだとちょうどよく、 (役者さんたちの声、通ること通ること!) 通路もよく使われてサラウンドで観客を演技に巻き込んでくれました。 そしてワオーーーっていうくらいラブシーンがあって、 冷静に考えるとみんな男の人なんですけど、 ドキドキさせられること多々ありました。 駅までの帰り道、興奮さめやらぬ観客たちが 口々に「面白かったーーー」と言っていたのが印象的でした。 蜷川さん、キャスト・スタッフの皆さん、 本当にありがとうございました。
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