青年座公演 『ブンナよ、木からおりてこい』観てきました!


劇団青年座さんの第204回公演 『ブンナよ、木からおりてこい』 観てきましたーーー! 青年座さんで30年以上にわたり、 すでに1,100回以上上演されている名作中の名作。 海外公演もありました。 座員である平尾仁さんも過去に何回も出演され、きっと思い入れもある作品と思い、 いつか観たいと思っていたのが念願かないました。 水上勉さんの作品を小松幹生さんが補綴されたもので、 演出は磯村純さん。 「ブンナ」くんというトノサマガエルのお話。 カエルの話とあなどることなかれ。 人間社会で生きることにも当てはまり、 生きるとは、人間とは、 と考えさせられることがぎっしり詰まっています。 仲間から慕われ、尊敬もされているブンナくんは、 最初はまさに「井のなかの蛙」。 いつも見上げている椎の木のてっぺんに登れば、 人間や天敵たちに襲われることのない平和な世界、天国があると信じて、 大人たちが止めるのも聞かずに登っていってしまいます。 やっとのことでたどり着いた木の上は、最初は天国かと思われたのですが、 実はそこは、食物連鎖の頂点に君臨する「トンビ」の餌ぐら。 カエルの捕食者――スズメ、モズ、ネズミ、ヘビ――たちが深傷を負って、 次々と運ばれてくるのです。 「死」を前にしたカエルの捕食者たちは、 自分が助かるために命乞いをしたり、他人を売ったり・・・と ブンナくんの目の前は、まさに天国から地獄へと急変! そんな世界でもまれたブンナくんは、 ネズミさんから命を託され、ひと冬木の上で越冬した後、 ひと回りもふた回りも大きくなって、 春、仲間のもとへおりてくる――。 このブンナくん、逢笠恵祐さんが演じていましたが、 ビヨーーーンって飛ぶジャンプ力とか、身のこなしもとっても軽くって、 堂々としていらしてて、カエルのカリスマ性(?)がうまく表現されていたと思いました。 この「ブンナ―」は、「第5次ブンナ」なのだそうです。 平尾さん情報によると、 その時代その時代で、形を変えてきているのだとか。 例えば、今回のヘビ(青大将)役は、綱島郷太郎さんが演じていましたが、 ちょっとビジュアル系のイケメンな感じでした。 でも過去はもっとヌメッとした感じとか、女形風とかもあったそうです。 パンフレットに、第1次から第4次までのブンナの配役が全て載っていました。 第1次には、あの高畑淳子さんのお名前も。 錚々たる顔ぶれ! 平尾さんの「ブンナ」は第2次。 平尾さんのブンナも観たかったなあ・・・。 舞台はこんな感じだったらしい。 (「ブンナ―」公演パンフレットより ↓ ) 観る人によって、観る年代によって、立場によって、その時の気持ちの持ちようによって、 感じることが変化していくのが、このブンナの名作たる所以。 ただのカエルのお話じゃないんです。 大きいんですよ、テーマが! 人間の自然に対する傲慢さも、ちくりと胸にささり、 子どもも大人も、世界の人にも、皆さんに観てほしい作品と思いました。 外国の人だったらどう演じるのかも観てみたいかも。 観る機会が持てて本当によかったです。 さて、青年座さんの次の公演は、 平尾さんの出演する 『タカラレ六郎の仇討ち』ですよー。 これも必見ですよーーー!!!!!
シナリオクラブでは、無料体験のレッスンを行っております。
自分も俳優気分を味わいたいと思うときは是非ご参加ください。

体験レッスンについて詳しくはこちら ご入会の流れ