笑顔!涙!――第4回発表会『三島、官能、陶酔。』報告!―その1


2月24日(日曜日)。 いよいよ本番当日になりました。 前日の23日は夜10時くらいまでゲネプロをしていました。 その12時間後――。 ハードなスケジュールにもかかわらず、 朝10時に、皆さん元気に集まってくださいました。 この日は開場時間の11時までは、 振付師・池島さんの振り付けてくださった踊りを確認。 清家さんから、最後の言葉をかけてもらって・・・ いよいよですね、清家さんっ! 受付には大きなお花が届いたり、 開場すると、出演者のご家族の方や、 シナリオクラブの面々もたくさん来てくださいました。 アドバイザーの羽子田さんや平尾さんも、 この日は観客席から見守ってくださっていました。 まずは、この日をこうして迎えることができて、 出演者の皆さん、観客の皆さん、清家さん、池島さん、 会員さんながら難しいプロンプターを引き受けてくださった方、 そのほか関わってくださったすべての方に感謝しなければなりません。 本当に、本当にありがとうございました。 そんな温かい空気に包まれながら、 第1部の幕が開きました――!!!!! オープニングは池島さんが振り付けてくださった「舞」から! いやーーー、もうーーー涙ーーー! 舞を舞って、客席を通って舞台に上がり、 一礼をして暗転。 一転、明るくなると――『班女』の始まり始まりーーー。 花子を愛する実子――ものすごいテンションでスタートしました! 恋人・吉雄を待ち続ける花子――切なさと儚さが美しい! 自信満々に花子を迎えに来る吉雄――カッコイイ! しかし花子は、あんなに待ち焦がれていた吉雄と対面しても、 あなたは吉雄さんじゃない、あなたの顔は死んでいる、と言い・・・ 失意のうちに帰っていく吉雄。 そして勝ち誇った実子と花子のめくるめく官能の世界が、 とってもよーく表現されていました。 そして音楽が変わって、『卒塔婆小町』。 夜の公園で、詩人が99歳の老婆と出会い、 時空を超えて恋に落ちる幻想的なお話。 このお話のいちばんの見どころは、 99歳の老婆が、ワルツが聞こえてきて、いつの間にか舞踏会の夜になると、 詩人には20歳の絶世の美女に見えるようになってしまうところ。 本当に幻想的で美しかったです 老婆役は腰を曲げているのも大変だったと思いますが、 汗だくで演じきってくださいました。 舞台袖でその方たちのやりきったお顔が印象的で、 目に焼きついています! 命をかけて老婆に「君は美しい!」と言って息絶える詩人。 その「覚悟を決めた」気持ちと、そのセリフがこちらにビシバシと伝わってきました。 第1部の最後、『弱法師』。 生みの親と、育ての親が、 盲目の青年の親権を争って家庭裁判所にいるところから。 俊徳は、5歳のとき戦火によって光を失い、 誰にも心を開かずに、 この世の終わりの景色とともに15年を過ごしていた。 この物語の最大の見どころは、 その、この世で見た最後の景色を、 調停委員・級子に語って聞かせるところ。 それはもう壮絶な光景が、三島由紀夫の文体によって描かれています。 俊徳役の大熱演で、 会場の空気がぐっと締めつけられるような緊迫感に包まれました。 級子さんも、あの人は本物の役者さんですか、と言われるくらい 落ち着いて俊徳さんの相手をされていました。 育ての親夫婦も、見事な迎合っぷり、 生みの親夫婦は、こちらも見事なあたふたっぷり、 どちらもちゃんとしっかり夫婦に見えました。 カーテンコールが終わると、舞台袖では、 感極まったお顔、抱き合うお姿、まだ次もあるという冷静なお姿、 いろいろな表情がありました。 とにかく、今回は清家さんが「怒鳴ってしまった・・・」と しきりに反省されていましたが、わたくしたちスタッフも、 ときどき発表会だということを忘れてしまうくらい、 超レベルが高い発表会でした! (つづく)
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