『唐版 滝の白糸』観てきました!


シナリオクラブ・アドバイザーは出演していませんが、
大好きな蜷川さんと唐さんのダブルネームということで、
観てきましたー!!!

10月29日までBunkamuraシアターコクーンで公演中の
『唐版 滝の白糸』

注目はほかにもあって、
宝塚退団後、初主演の大空祐飛さん、

蜷川作品初参加の窪田正孝さん、

蜷川作品はたくさん主演もされているけれど、
唐作品は初めての平幹二朗さん。

過去には、
初演は1975年。
李麗仙さんと沢田研二さんの主演で。

1989年には、松坂慶子さんと岡本健一さんで。

2000年は、富司純子さんと藤原竜也さんとで。
(これは観ました!)

というように、蜷川さん自身も大好きなんじゃないかしらっていうくらい、
挑戦を繰り返してきた作品なんですね。

感想。というものおこがましいですが、少し。

「お甲さん」役の大空祐飛さん。
クライマックスの「手首の蛇口をはずす」シーンはもちろん、
そこにたどり着くまでの切実さとか、苦悩といったプロセスもしっかり演じてくださっていたので、
ラストシーンはもう勝手に涙があふれてきました。
本当にカッコよかったですし、きれいでした!

「アリダ」役の窪田正孝さん。
ちょっとびっくりしました。
最初と最後でこんなにも変化するものかと。
最初は「あれ?」って、廃墟のセットにちょっと浮いた感じの現代の若者風に見えたのが、
ストーリーが進み、登場人物たちと絡んでいくうちに、
いろんなものを取り込んでいって、最後には心が壊れちゃったんじゃないかっていうくらい、
顔が全然違ってました。
まさに「アリダ」を体現しているかのような演技に感服しました。

「銀メガネ」役の平幹二朗さん!
ひと言でいえば、やっぱり上手いなあ!というのが率直な感想です。
唐さんの戯曲に身をゆだね、「銀メガネ」として存在していたのが、
本当にすごいなあって。
これだけのキャリアがあって、それにけっこうなお年だと思うのですが、
決して「俺は平幹二朗だ!」って演技はされないのですね。
その真摯な姿勢と、重鎮の佇まいが、本当に深い説得力となっていると思いました。

「羊水屋」の鳥山昌克さん。
唐さんの劇団にずっといて、唐さんの近くで、ずっと唐さんのセリフを言ってきた方。
登場から大爆笑してしまいました!

持ち上げておいて落っことす、みたいな
このジェットコースターみたいなセリフ回しは、ホント芸術です!
また、作品を壊さないどころか、作品の厚みとすらなっている、このやりすぎ感、
名人芸です!
会場中、唐ワールドにしてくださって、本当にありがとうございました!
(終演後、楽屋口に整列されてた大空祐飛さんを目当てに観にきたような、
唐作品初体験の方たちにとっては、もしかしてドン引きだったかも。)

小人のプロレスラーの方たちもよかったです。
可愛くて、切なくて。

今年は『盲導犬』も観られたし、
同じ時代に唐さんと蜷川さんがいて、
本当によかった!

唐さん、蜷川さん、
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、
本当にありがとうございました!

シナリオクラブでは、無料体験のレッスンを行っております。
自分も俳優気分を味わいたいと思うときは是非ご参加ください。

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