清家さん羽子田さん青山さん出演中の「元禄港歌」観てきましたーーー!!!


元禄

ようやく観ることができました!

清家さん、羽子田さん、青山さん出演中、そして

市川猿之助さん、宮沢りえさん、高橋一生さん、段田安則さん、鈴木杏さん、

市川猿弥さん、新橋耐子さんほか豪華キャストの、

「元禄港歌」ーーー!!!

 

いやはや、泣ける泣けるとは聞いていましたが、

まさに涙腺崩壊状態になりましたあああああーーーーー!!!!!

 

NINAGAWAマクベスが桜なら、

元禄港歌は椿!

 

桜は花びらが舞い、散り際が美しいけれど、

椿の花は散るというというより、花ごとポトリポトリと落ちて、

桜とは対照的にあっけなくて、儚い。

 

また、NINAGAWAマクベスは武士のお話で、

血で血を洗う権力争いがベースにあったのに対し、

元禄港歌は瞽女(ごぜ)さんのお話で、

血のつながり、とかの「血」がテーマだったように思いました。

 

それから、こういうお芝居、なんていうんですか、世話物っていうんでしょうか、

いつもの蜷川さんのスピードのある疾走感みたいな感じではなく、

日本人の心に沁みわたるように、

ゆったりたっぷりじっくりこってり魅せてくれました。

 

蜷川さんってこんなワザも持っていたのかー、

と近年の蜷川さんの舞台しか観たことなかったわたくしは、

途中、蜷川さんの演出だって忘れてしまうほど、

蜷川さんの懐の深さに恐れ入りましたーーーとなってしまいました。

 

特に、糸栄役の市川猿之助さん。

血のつながらない「初音」(宮沢りえさん)や「歌春」(鈴木杏さん)らの母親がわりにして、

「信助」(段田安則さん)の決して名乗ることの許されない生みの母であるという、

この作品の核とも言える難しい役どころを、

愛情、悲哀、情感たっぷりに演じてくださっていました。

歌舞伎はまったく観たことがないのですが、

どうぞここで泣いてください、みたいな型の演技は、

見事にはまっていて、まんまと泣かされてしまいました。

当たり前ですけど、「ヴェニスの商人・シャイロック」とはまったくの別人で、

さすがです!!!としか言いようがありません。

 

はまっていたと言えば、新橋耐子さんの「お浜」。

血のつながらない信助をどこか疎み、

実のわが子「万次郎」(高橋一生さん)を溺愛する、

港町の裕福な廻船問屋の女将さん。

なんとかプライドを保って耐えてきたけど、

そのバランスが崩れて気持ちがあふれちゃう、

みたいな演技に吸いよせられて、じーーーんとしてしまいました。

 

宮沢りえさんの美しさは言うまでもなく、

段田安則さんの運命に翻弄される男の悲哀、

放蕩息子を演じる高橋一生さんと、明るく健気な鈴木杏さんとの悲恋、

辻村寿三郎さんの人形、

美空ひばりさんの歌、

三味線、能の舞・謡・囃子、と日本人なら大好きなものてんこ盛りで、

すべて絡み合って、心のなかに沁みわたってきました。

 

清家さんは筑前屋さんの手代ほか、

(いつもより出演者の方が多くて、探すのに苦労しました(^^;)

着物とカツラの和装が意外なほどよくお似合いで

(さすが「近松心中物語」で花魁だっただけあって)素敵でした!

 

羽子田さんの巡礼の親子は、セリフはないけどいい仕事されてました!

(休憩直前で、明るくなったとき顔に涙がダーーーってなってて困りました)

 

青山さんは迫害されてる念仏信者・悲田院法師、

この時代に生まれていたら本当にこういう職業に就いてそう・・・

っていうくらいピッタリはまって見えました。

 

2時間35分があっという間で、

涙の乾くヒマもなかったのですが、

悲しい涙だけではなく、あったかい涙だったりもして、

また何回でも観たい、と思わせてくれる素晴らしい舞台でした!

 

元禄2

 

蜷川さん、スタッフ・キャストの皆さま、

感動をありがとうございましたーーー!!!

 

蜷川さん、しっかり療養なさって、

次回作「尺には尺を」

心から楽しみにしております!

 

すたっふブルーでした。

 

 

 

 

シナリオクラブでは、無料体験のレッスンを行っております。
自分も俳優気分を味わいたいと思うときは是非ご参加ください。

体験レッスンについて詳しくはこちら ご入会の流れ