蜷川幸雄演出「リチャード二世」観てきました★BYみな


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「蜷の綿」代替え公演、

ゴールドシアター&ネクストシアターの

「リチャード2世」観てまいりました。

去年は「リチャード二世」に全く興味が持てず、

ピンとこないし、そもそも史劇が苦手なのもあって行かなかったのですが、

観に行かれた会員さんから「すごい!」「よかった」など聞いて興味が出てきたら、

残念ながら公演は終わってしまってました。(/_;)

蜷の綿は延期になってしまいましたけど、私はリチャード2世が観ることができました。

ここから先はネタバレが入るかもしれません。あしからず。

 

初のインサイドシアターにビックリ!!さいたま芸術劇場は奥行きがあると、

清家さんや塾さんから聞いておりましたが、本当に広い!!

舞台上に客席を作っているのですが、まだまだ奥行きがあって

どこまで続いているのか分からない(>_<)

 

はじまりは、そんな舞台奥の方から若者と車いすに乗った老人、それぞれ着物を着て、

笑いながらゾロゾロとこちらに向かってきます。

暫らく、舞台上で楽しそうに会話をしながら、和やかな雰囲気。

途端にタンゴの曲が流れ始めると会話は止み、老人は車いすから立って、若者とタンゴを踊り始めます。

そして、男性二人が袴を脱ぐと下に着ていたモーニングコートがあらわになり、

ピッタリくっつきながら・、タンゴを踊り始めます。

 

ダンスが終わると、リチャード2世演じる、内田健司さんが電動車いすに乗って舞台奥から王冠と王笏をもって登場。

去年の写真とは違って髪の色が明るくなってました。

内田さんは華奢な身体なので車いすが良く似合っていて、なんとも弱々しい王様というかんじが…

そんな内田さんと変わって、

ヘンリーボリングブルック演じる、堅山隼太さんやトマスモーブレー演じる堀源起さんはじめ、

リチャードを囲む周りの人物は生き生きとして男らしく熱く演じられてました。

淡々としゃべるリチャード2世に対して全力で訴える熱く演じる役者との温度差があって、

冷静な内田君は浮いていましが冷静ながらも、必死に王という位にしがみついて、

今にも倒れそうなのに踏ん張って立ってるリチャード2世を

独特のキャラクター感で演じてました!!

なんといっても、リチャード2世のセリフは美しくて、淡々セリフをいう内田さんでしたが、

この方が、詩を聞いてるように心地よくセリフが聞こえてよかったです。

生まれた時から地位が高く誰かの下に立つところがなかった、

世間知らずな感じも、最後には家臣に裏切られ自分を心の底から

慕ってくれる人はいない、という孤独感や人間不信な感じが、すごくリアルでした。

 

 

蜷川「リチャード2世」はボーイズラブ的な要素が沢山で、

ボーイズラブに慣れないあたしにとっては、眼をどこに向けていいのやら(>_<)

リチャード2世がヘンリーボリングブルックの上着を脱がせ、タンゴを踊り始め、

ヘンリー追放後はオーマール演じる竹田和哲さんと踊ったり、

妖艶で怪しいという感じ。リチャードとオーマールの関係は一体…(+_+)

 

衝撃的だったのヨーク公を演じる松田慎也さんとノーサンバランド伯爵の手打隆盛さん

 

ゴールドの役者さんの中でもお上手と思ったら

2人ともネクストの方でしたー!老けメイクにすっかり騙されました!

 

ゴールドの方も大活躍で、ヘンリーの父ジョンオヴゴートン演じる葛西弘さんはじめ、

ゴールドの方もネクストに負けないくらい良い演技をされてました。

なんといっても庭師の方々やイザベルの侍女の演技が可愛らしかったです。

 

そして蜷川さん演出はやはりすごかったです。布で舞台が海になったり、

地面に地球が現れたり、幻想的な演出から

ヘンリーの軍は鎧ではなく、ザルや笠をかぶって、日本の村人が反乱を起こしているような和テイストや、

蜷川さんらしい演出に大満足でしたー!

不思議な世界観に夢中になっていたら、あっという間に3時間。

自由席で、近いのし、チケット代も安く、得をした気分です♡

 

 

 

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