青山達三さん出演『お気に召すまま』観てきましたーーー!!!


img_0475

img_0478

img_0481

2017年1月4日〜2月4日

シアタークリエで公演中、

臨時アドバイザー・青山達三さんが出演されている

『お気に召すまま』

すたっふブルー、観てまいりましたーーー!!!

 

作はもちろんW・シェイクスピアなのですが、

ブロードウェイの鬼才、マイケル・メイヤー氏の演出マジックのおかげで、

シェイクスピアを観た気がしない、というか(もちろん、いい意味で!)

1960年代のアメリカがそこにあって、

まさに、「ブロードウェイ版『お気に召すまま』」っていう感じで、

新年の幕開けにふさわしく、豪華でエネルギッシュで、

最っっっ高にハッピーな気分にさせていただきました!

 

ちなみに、わたくしは、ブロードウェイに行ったこともなければ、

ブロードウェイ作品を観たこともなければ、

『お気に召すまま』の内容も知らなければ、

蜷川シェイクスピア・シリーズの、

小栗旬さん・成宮寛貴さんの『お気に召すまま』も観たことすらございません。

 

ただ、シェイクスピア喜劇によくある、男装ものなのねー、

宝塚の方が主役だからピッタリねー、くらいの知識の浅さで観てしまったのですが、

それでも全っっっ然、問題なく、心の底から楽しむことができました!

それに運よく、お隣の席だったシナリオクラブの会員の方が、

演劇通で、シェイクスピア作品にもお詳しかったので、

いろいろ解説をしてくださって、ありがたかったです。

 

あの役が(小栗・成宮版では)清家さんだったんですよー、とか、

あの役は相当、力のある役者さんじゃないとダメなんですよねー、とか、

この演出って本当に、大胆で斬新!!!っておっしゃってたので、

おー、やっぱりそうなのかー、と感激が増したりしました。

 

幕が開くと、

そこは、フランスの宮殿ではなく、

ワシントンD.Cの邸宅――

白が基調のとってもシンプルな舞台。

さっそく青山さんと、

オーランドー役のジュリアンさんが舞台にいました。

青山さんはオーランドーの家に仕える召使い・アダムという役でした。

 

そこに、お馴染みの横田栄司さん登場!

彼はオーランドーのお兄さん・オリヴァーで、

オーランドーと大変仲が悪く、憎み合っています。

最初はとっても嫌なヤツなのですが、

終盤、これもシェイクスピアお得意の手のひら返しで、

急に心を入れ替えたり、

稲妻に打たれたかのように急に恋に落ちる――

といったジェットコースター人生を、

さすがな演技達者っぷりで観客を笑いに包み、魅了してくださっていました。

 

元宝塚の、ロザリンド役の柚希礼音さん、

初めて拝見しましたが、とてもキュートでコミカルで華があって、

そして男装のときの美少年っぷりで、

まさにシェイクスピア作品の主役!って感じでした。

 

このロザリンドは、けっこう自分から運命をかき回しちゃうタイプで、

(シェイクスピア悲劇のヒロインたちは、運命に翻弄されちゃうんですけど)

好きな相手を目の前にして、男装した自分が恋のシミュレーション相手になるなんて、

いやいやいやいやいやいやいや、あり得ないけど、

その乙女心もいじらしいし、大胆で勇気もあって機転もきくヒロインなんですね。

柚希さん、お見事でした!

 

その日、公演が終わる頃、雨が降っていました。

劇場入口付近に、雨のなか整然と並び、しゃがんでいる一行(30名くらい?)がいるなー、と思ったら、

柚希さんの出待ちの方々でした。

柚希さんが出てきて手を振っていました。

宝塚の方の出演される舞台の時は、いつもすごいなー、と思ってしまいます。

 

それから、他にも注目の俳優さんたちが出演されていて、

まず、蜷川組の新川将人さん、

この方がいるとなんか安心するー。

 

それから、橋本さとしさん。

かぶりものは反則でしょー、ズルイわーと思いながら、つい笑ってしまいます。

2役なので楽しみが2倍に!

 

『海辺のカフカ』の古畑新之さん。

ベースやギターも弾いて、多才だし、やっぱり目を引きますね。

一生懸命な感じがとっても好感がもてて、

これからも応援していきたい役者さん!

 

去年、妻夫木聡さんと結婚されたマイコさん、

こんなに表情豊かに演じられる方だとは思わなかったです。

ロザリンドを慕い寄り添う、いとこのシーリア役、可愛かったです。

 

『るつぼ』では、くーーー、嫌なヤツ~な判事役だった小野武彦さん、

今回は2役で、嫌なヤツといいヤツ、両方演じてらっしゃいます。

 

それからそれから、『真田丸』で大野治房を演じてらした武田幸三さん、

小賢しい道化・タッチストーンを軽快に演じてらっしゃった芋洗坂係長、

歌声も演奏も素晴らしい伊礼彼方さん、

平野良さん、平田薫さん、入江加奈子さん、俵木藤汰さん、

元さいたまネクストシアターの土井ケイトさんも。

本当に、キャスティングの妙に感服、ブラボー!でした!

 

舞台も、白基調のシンプルなものから、

ヒッピーの聖地・ヘイトアシュベリーに舞台を移すと、

(原作では「アーデンの森」)

極彩色のサイケデリックな現代アート風に早変わり!

羊飼いの「羊」も、あっと驚く羊ちゃんです。

 

音楽は、ブロードウェイで大活躍中のトム・キット氏、

新しいけどどこか懐かしい曲調が心地よく、

ワクワク心躍る音楽劇にしてくださってました。

 

青山さんの2役めは、

ヘイトアシュベリーの、飲んだくれの牧師・マーテクスト。

青山さんご本人の醸し出す、達観した雰囲気が、

このいい加減な役の隠し味となっていて、

まさに、青山さんでなければ出せない味の役となっていました。

 

終演後、劇場から出口に向かう人の流れのなか、

わたくしの歩いていたもう少し前の方から、

「青山さん、いいよねー」みたいな言葉が聞こえてきて、

ちょっと自分のことのように嬉しくなりました。

きっと、もっといらっしゃるんでしょうねー、世の中には青山さんファンが。

 

とにかく、あっという間に時間が経ってしまった、

楽しさも可笑しさも驚きも感動も、

ぎっしり、ギュギュっと、いっぱいいっぱい詰まった舞台でした!

 

皆さまも、ぜひ!!!!!

 

青山さん、そして、

スタッフ・キャストの皆さま、

素晴らしい舞台を、本当にありがとうございましたーーー!!!!!

 

 

 

 

シナリオクラブでは、無料体験のレッスンを行っております。
自分も俳優気分を味わいたいと思うときは是非ご参加ください。

体験レッスンについて詳しくはこちら ご入会の流れ