メンターの山本道子さんです!

清家さん羽子田さんが「NINAGAWA・マクベス」の稽古や本番なので、シンガポール公演で大千秋楽になる11月後半まで、シナリオクラブは暫し、ほかのメンターたちが大活躍の2017年です。そんな中、文学座の女優さんで、蜷川さんの舞台にもたくさん出演されてて、羽子田さんとも親交が深い、山本道子さんが来てくださっています!

山本道子さんは、ここに来てくださる前から、すごく好きな女優さんだったので、わたくしも、「シナリオクラブ、すごいな。」と他人事みたいにひそかに感激したものです。

山本道子さんについて

演技力は杉村春子さんから直伝らしく、セリフや言葉の一語一語が、まるで真珠の粒のようで、自らも光り、そして相手のセリフによっても輝きが増す、みたいな、そんなふうに言葉を操る人を、これが「目の当たりにした」ってやつか!と、心が震えたことがあったので。かと思えば、TVでは、例えば『相棒』のときなんか、女優オーラを完全に消して、ちょっとユーモラスな、オバチャンと化した「家政婦」役などを見事に演じてらっしゃいますし。山本さんのお名前は知らなくとも、きっと、「あ!この人テレビで見たことある!」ってお思いの方も多いはず。あと、映画やラジオドラマや、アニメの声なども。

経歴はまあ、とにかく素晴らしいのですが、さらに特筆すべきは、そのお人柄ですね。羽子田さんいわく、「誰に対しても、態度を変えない」のだそうです。そう、たとえ相手が蜷川さんでも!うまく伝わるかわかりませんが、そうですねー、お世辞なんかは言わないタイプ、っていうんでしょうか。回り道しないで、わりとストレートな話し方をなさいます。

でも、一度お話しするだけで、瞳の奥の優しさや、演劇に対する情熱、そういったものがすぐに伝わってきて、誰とでもすぐに打ち解けていかれます。シナリオクラブでも、すっごく人気です!「声のデザイン・クラス」でアドバイスをするときも、とっても的確で、ためになるアドバイスをいっぱいくださいます!今、月に何度かしか来てらっしゃいませんが、皆さまも山本さんのレッスンの日、ぜひいらしていただきたいです!!!

羽子田さんとのツーショット (^^)

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