発表会「不条理な世界たち」無事終了いたしましたーーー!!!<その3>


さて、今回は予告どおり〈ソワレ〉の回について、書こうと思います。

 

リーディングの部の「暴走族」「人心事故」「誘拐」は、

〈マチネ〉の時と同じ、お3方が演じてくださいました。

 

これは、打ち上げの時に、そのうちのお一人がおっしゃていたのですが、

(発表会2回目の参加の方)

このまったく同じことをやっているのに、

お客様の反応が全然違って、ちょっと動揺してしまったそうです。

(そうは見えませんでしたが・・・)

 

これって、経験してみないとわからないことですよねー。

マチネソワレ一緒のキャストだったのは、このリーディングの冒頭3作品だけ。

たいていは、お客様の前で演じるのは1回だけなので、

反応を比べられる(構成の)機会があるのは、発表会においては本当にまれなことです。

2回目のご参加とあって、お客様の反応を見る余裕があったということもあるでしょうし。

 

きっと、「表現する」っていうことにおいて、

とてもよい経験になったのでは、と思います!

 

そして次の作品は、「舞え舞えかたつむり」。

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ひな壇が登場して、ソワレのキャストの演技が始まりました。

 

実は、全体練習を5月の終わりにやった時、

この作品で清家さんがやりたかったことがやっとわかった、といいますか、

「は~、こうやって演じると、素晴らしい作品になるんだ~」

と、度ギモを抜かれた思いだったのでした。

 

ゆったりとしっとりと始まって、途中激しく荒々しく、

そして余韻を残しつつひっそり幕を閉じていく――

そんな音楽のような流れのある作品でした。

 

最初読んだとき、あまりの描写に、

「ひえーーー」「ぎえーーー」とか思ってたことを思うと、

この作品に参加された方たち(マチネの方も合わせて4名、通称「舞え舞えチーム」)

の表現のセンスは、わたくしごときとは、雲泥の差なのだとつくづく痛感しました。

 

お客様からもとても好評をいただいましたし、

これをいつかドラマメイキング・クラスでやってみたい!という方もいらっしゃいました。

 

10分の休憩を挟んで、お待ちかね「親不孝」。

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お父さん、お母さんと、不良娘。

不良娘・・・

大変「昭和」の香りがする不良娘でございます。

 

お母さん役の方は、マチネで「受付」の患者もやっています。

こちらは助っ人で入っていただいたのです。

 

この3人のなかでいちばん若い、男性会員さんが、お父さん役。

いつもはほかのお2人のほうが、お母さんみたいに世話を焼いてくれている、っていう。

 

そんな、いつもはほのぼのしている、この「親不孝ソワレ」チーム、

本番は渾身の演技で、場内大爆笑となりました!

 

馬鹿馬鹿しいのをめちゃくちゃ真面目に、リアルに、

その対極を表現することで、こういった作品のクオリティは、

どんどん上がっていくんだなーと、

稽古過程から見ていて、本当にそう思いました。

 

お次は、「受付①(前半)」。

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この方たちのは、稽古段階から大爆笑してました!

患者のおとぼけな感じと、冷たい受付嬢の対比が、もう可笑しくって!

 

これこれ、こういうのが観たかったんだー!

実際の日常にも、意図せず、大爆笑なことが突然起こります。

そんな、「あっ、こういうことありそう」感が、このチームにはあって、わたくしにはツボでした。

 

その次、清家さんが2度目登場、「海ゆかば水漬く屍」。

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こちらは、マチネのキャストと比べて、ちょっとおねえさまチーム。

しかも普段から演技達者な方たちで、

清家さんとのルームメイト感はバッチリでした!

 

って、ここがポイントで、マチネのときの解釈とは全然違って、

前半は笑い飛ばしたりして、

清家さん演じる「男」と近い距離感を出しておきながら、

最後の最後には、高みからあざ笑うかのような、遠い距離感を!

 

マチネ・ソワレ観ることができた幸運な方は、

演じる人によってこんなにも違うんだ、っていう対比を見ることができたことでしょう。

 

ラストは「受付②(後半)」。

患者がだんだん壊れていくところです。

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「受付」は、前半・後半と2部に分けて演じていただいたのですが、

よく考えてみると、

後半を演じる方々は、前半のエピソードを踏まえて演じる必要があるわけで、

そういう点で、いろいろ難しいことがあったと思います。

 

しかし、そこに配置されていたのは、マチネもソワレも、

発表会やドラマメイキング・クラスの経験が少なくとも4回以上の常連の皆さん。

 

なるほどー、清家さんも考えてるんですねー。(って当たりまえ・・・)

それに応えるキャストの皆さんも、ホントすごいですよー。

このパートは最終的に、この発表会全体のエンディングにもなっていくので、

リレーのアンカーに相応しく、さすがな演技だったと思います!

 

思います・・・としか言えないのは、

エンディング前はみんな、舞台ウラ(幕のうしろ)にいるからなんですねー。

 

奈落に入る準備をみんなでしていて、

フタを開けて、順番にハシゴを伝って下りていきます。

そして、舞台に通じるフタの下で、

じっと息をひそめて、開ける合図(ギーーーって音がする)まで待っているんです。

 

終始無言のこの作業、緊張感があって、

とーーーっっっても面白かったです!

ナース服も初めてなら、奈落に入るのも、たぶん皆さん初めてだったと思いますので、

よい思い出、いい経験だったのでは、と思います!

 

ちなみに、このフタは、通常は、このように簡単に開くような仕組みにはなっていません。

清家さんのリクエスト(下から簡単に開けられるよう)に、

舞台監督さんが作ってくださった、手作りの特注品です!

 

中にも、ハシゴを付けてくださって、

出入りしやすい工夫もしてもらってました。

というより、この舞台監督さんは、

清家さんや、我々スタッフたちよりはるかに、

安全面に厳し・・・いや、考慮してくださいます、ありがたいことに。

(安全あっての成功ですから!)

 

カーテンコールも終わって、

お客様のお見送りも終わって、

再び劇場に集まって、閉会式を行ないました。

 

この時、発表された新記録が2つ!

 

1つは、観客数が、これまでの最高だったこと。

たくさんのご来場、本当に本当にありがとうございました!!!!!

 

そして、もう1つは――

清家さんや、お手伝いの飯田さんがプロンプターをしてくれていましたが、

(プロンプター:忘れたり、間違えたセリフを影から教える係)

なんと今回初めてノープロンプだったことが発表されました!

 

すっごいなあ!

皆さん、努力が素晴らしい!

 

清家さんが、毎回、いろいろ新しいことにチャレンジさせてくださるおかげで、

会員さんたちも本当に、個としてもチームとしても、だんだん成長してるんでしょうね!

 

わたくしは、そういうのを間近で見られて本当に幸せです。

皆さま、本当にありがとうございました。

 

次回へつづく!

(次回は、名場面写真集や、アンケートのコメントなどを特集しようと思います。

すたっふブルーがお送りしました)

 

 

 

 

 

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