7/16(海の日)第5弾ミュージカルパーティ!

 

第5弾ミュージカルパーティを開催しましたー!

今回は前回に続き、「ミュージカルのワンシーンを創ってみよう!」ということで、講師の横山清崇さんが選んだシーンは、名作「サウンド・オブ・ミュージック」より「マリア」!

「サウンド・オブ・ミュージック」は、ミュージカルより映画を観たことがある方のほうが多いと思います。

ミュージカルパーティ中、ところどころで解説をしてくださる横山さんのお話によると、まず舞台(ミュージカル)があって、映画が作られたそうです。それで、舞台版からペギー葉山さんが輸入して、日本でも「ドレミの歌」が歌われるようになったそうですが、映画の公開より前にこの歌のほうが有名になっており、映画公開時には「ハリウッド映画に『ドレミの歌』が使われてるー」状態だったのだとか。

もちろん原版は、ドはドーナツではなかったのですが、日本でミュージカルを上演する際、ペギー葉山さんの歌詞があまりに有名だったため、ペギーさんに多額のお金を払って「ドレミの歌」を使うことにしたとか、しないとか。

その「ドレミの歌」のほか、「エーデルワイス」、(「そうだ、京都行こう」の)「私のお気に入り」、「もうすぐ17歳」、「すべての山に登れ」、「サウンド・オブ・ミュージック」などなど有名な曲も多々あるなか、横山さんはあえてマイナーな「マリア」をチョイス!

これはまだ、家庭教師先のトラップ家に行く前、修道院にいた主人公のマリア。修道女見習いで、まだ修道女ではない。ほかの修道女たちが、あの子はおてんばだし、歌ってばっかりいるし、修道女には向かないんじゃないかしら、って心配したり、あらそんなことないわ、マリアはいい子よ、ってかばったりする歌です。

まさに、掛け合いの連続!ミュージカルの醍醐味!

とはいえ、みんな必死に楽譜を握りしめて、音を逃さないように、自分のパートの順番を逃さないように、一生懸命歌いました。

カラオケとも、合唱とも違ってて、同じ音階の繰り返しでも、別々のパートが歌うことになったりしてて、「あ、自分の番だ!」ってなって、ホント油断できない! (^^;)

これが、ミュージカルの難しさってヤツか!

ここに、各パートのキャラ設定も加わってくる!

「まったくマリアはしょうがない子ね」( ← 多数派 )

「そんなことないわ!」( ← 一人で反論 )

「憎めない子よね」( ← っていうのは共通見解 )

修道院長「(どちらも含んだ)そうね」( ← 深い!)

( 結果 → )全員「神様、お導きをー」

 

ミュージカル、普通に観てたけど、音程外さずに感情を込めるって、相当難しいことだったんじゃないかい?って、やっているうちに思ってきて、やっぱりミュージカル俳優さんスゴイ!と今日も思ってしまいました。

今日は、歌に入る前に発声練習をしたのですが、中尾彬さん風発声、長嶋茂雄さん風、黒柳徹子さん風、秋川雅史さん風、などを教えてくださって、なるほどなるほど。ためになるー!って感じでした!

あー、今回も楽しかったー!横山さん、ご参加の皆さま、どうもありがとうございましたーーー!!!

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