スタッフ紹介

あおやぎさん
あおやぎさん
シナリオクラブの運営担当
主に教室内の事務や接客、制作、広報など、運営のすべてにかかわっています。また会員さんが舞台発表をする時には、音響、照明、舞台監督、制作、スケジュール調整、演出家の補佐など、トータル的なサポートをします。

演劇に夢中になったことと、シナリオクラブとの縁

20代の時、ふとしたきっかけで、アマチュア劇団に所属しました。舞台に立ったり、ワークショップに参加したりしているうちに、演劇というものが大好きになりました。もっとうまくなりたいなと、仕事をやめて上京。唐組という劇団に入団しました。裏方をやったり、時々舞台に立ったりと、2年ほど活動していました。

でも、プロの世界で生計を立てるのは難しく、生活のすべてを演劇に捧げなければいけませんでした。「自分には、このまま続けていくのは厳しい・・」と思い、退団しました。現在、シナリオクラブの運営担当です。

自分にとって今、演劇とは

私にとって演劇は、趣味というよりはライフスタイルと思っています。喜劇、悲劇、不条理劇、ミュージカル、いろいろなジャンルを観ましたが、どれも好きです。作品が面白ければそれでいいのですが、そこに至るまでの工夫が理解できると嬉しいし、思いもよらない演出があると得した気分ですね。

演劇には、伏線や暗示などの演出があります。「そうつながってきたか」という糸口が観客に理解できると、舞台の上の俳優と観客が一緒にその世界を作っていくような気がします。

趣味

「寝ること」笑。休みの日はテレビや映画のサスペンスを観ています。だいたいストーリーが決まっていて、安心して観られるので、私は役者さんの演技をじっくり見ています。時々、シナリオクラブのメンターも出演するので、心の中でいろいろ突っ込みを入れながら楽しんでいます。

会員さんとのかかわりかた

レッスンで人数が足らないときには、私が一緒に読み合わせることがあります。一緒に読みあうことでさらに楽しんでいただければ嬉しいです。発表の舞台では、様々な裏方を担当するのですが、それよりも、会員さんの体調はどうか、不安はないか、いつも心配してドキドキです。

また、日ごろは、演劇に関する情報提供もしています。過去の作品、次に観に行きたい作品などについて、会員さんと話していると、とてもおもしろいですね。自分が気になっている作品を観てきた方に、どうだったかを聞いてみたり。なるべくいろんな舞台の情報を皆さんにお伝えできればと思います。

会員さんは、とても意欲的で前向きで、中には、ここに通うのに2時間以上かかる方もたくさんいらっしゃいます。シナリオクラブが、その方にとって居心地のいい特別な場であり時間になるようにと心掛けています。

シナリオクラブについて

シナリオクラブのメンターたちは、舞台俳優の方が多く、役者というカテゴリーの中でも職人のような俳優さんたちです。舞台俳優は、いろんな役が求められるし、その劇場の大きさで声の反響もコントロールしないといけない。舞台俳優は一番いろんな技術がいるのではないでしょうか。

シナリオクラブは、そんな大舞台に出演する俳優さんと、一緒に台本を読むことができる教室です。今、東京だけではなく、埼玉や千葉、そして九州や中部地方から通ってくれる会員さんもいます。地方にいると芸術文化に触れる機会が少なく、プロの俳優と一緒に何かするって考えられないはず。ここには、特別な非日常の楽しさがあります。

今までの趣味でちょっと物足りなかったり、なんだか、もやもやしている方は、ぜひ来てください。本物の舞台俳優と台本を持って共演する事が、日々の潤いになったり、生きる楽しみになったらいいなと思っています。

ヒロヤさん
ヒロヤさん
シナリオクラブの企画宣伝担当
教室内の事務や接客、制作、広報、WEB担当です。舞台発表の時は、カメラマン、編集、裏方としてのサポートを行っています。

シナリオクラブのスタッフになったいきさつ

数年前、初めて大舞台公演でカメラマンとして手伝いました。写真を撮りながら、堂々と演技をする会員さんの姿、そして演技の上手さに、びっくりしました。

そして、その後、毎年公演の写真を撮りに行くたびに、演技力、舞台の完成度が上がっていくのを目の当たりにしました。皆さんがとっても生き生きと、本当に楽しそうに舞台に上がって輝いていました。時には、レンズ越しに泣けてくることもありました。「これは、もっと色々な人に伝えたい!!伝えなければ!!」と思っています。

演劇とのかかわり

もともと小さいころからゲームが大好きで、最新映像技術を駆使したCGが大好きでした。なので、海外のCGをふんだんに使った映画をよく見に行ってました。初めて見に行った演劇は、ゲームの2.5次元ミュージカル。ハイテク技術と現実をうまく融合した作品に「なるほどな~と」感心した覚えがあります。

その後、「Ninagawaマクベス」を観に行きました。それまでは演劇に堅苦しいイメージを持っていましたが、実際に舞台を見て、伝わってくる生の感情や汗、臨場感に感動しました。ついには悲劇のシーンで自分がいつの間にか泣いているのに気がつきました。そこから、迫力があって感情がダイレクトに伝わってくる演劇の世界は本当にすごいなと思っています。

会員さんとのかかわりかた

会員さんと直接、接する機会は多くはないですが、楽しそうに会員さん同士が話している場面や、レッスン後の高揚した顔を見ることが多いです。時々レッスンの様子を見学させてもらうと、皆さんの生き生きとした表情や、真剣な雰囲気を目の当たりにします。

「シナリオクラブがあって本当によかった!」って会員さんから直接言われることが多く、裏方でサポートしている僕まで嬉しくなります。これからも「もっと僕にできることは無いかな」と考えながらサポートしていきます。

シナリオクラブについて

メンターたちは、とても気さくで優しい俳優ばかりです。ですが、舞台に立っている姿を目の当たりにしたとき、「全然別人だ!さすが本職の役者さんは違う!」と驚きました。何百人と観客がいて、失敗できないシビアな世界で、舞台に40年以上立ち続けている俳優さん。そんな人たちとこれほど身近に接することができるなんて、そうそうない事だと思います。僕自身もレッスンを受けるときがありますが、メンターに自分の隠れたいろんな部分を引き出してもらえる気がします。