爆笑!第3回ドラマメイキング発表会!

第三回メイキング

5/11(日)14時30分と、16時に、ミニ発表会を行ないました。
ご観覧いただきましたお客さま、ご来場誠にありがとうございました。今回は、3作品とも笑える作品ばかりで、お客様にもとても楽しんでいただけました。

『Big News』

二人の女性が、「今日の大ニュース」について、知ったかぶりをしながら、腹の探り合いをするというストーリー。まず、トップバッターの「仕事がデキる風の女」役の会員さんが、携帯電話でアドリブを言いながら入って来ます。もうそこからウケていました!次に、「大阪のオバチャン風の女」役の方が、レジャーシートを広げても、また笑いが起こりました!いつも華のあるお二人の繰り広げる駆け引きに、
いつもとのギャップの可笑しさも加わって、お腹がよじれました!

『親不孝』。

昭和っぽい、父・母・娘の3人家族のお話。ちゃぶ台返しと言えばの「星一徹」風なお父さん役の会員さんは、美しい女性会員さんなのですが、ウィッグに、メイクに、衣裳で、すっかり日雇い労働者になってしまっていました。お母さん役の方は、いつも真摯に役作りをされる、小柄で可憐な会員さん。この日は目の下にクマを作ったり、「やつれメイク」がツボでした!娘役の方は、とても不良(ヤンキー?暴走族?)な風貌で、メイクで、ちょっぴり眉毛をつぶしてて、コワくなっていました。ちなみに、普段は一般企業にお勤めです。
(衣裳も、桜吹雪に四文字熟語の刺繍入りの特攻服!でしたが、「クリーニングにも出せないし・・・どうしよう」とおっしゃっていました。)この娘はこう見えて、勉強はできる、思いやりはある、とてもよく出来た子。なぜ「親不孝」かというと、お父さんもお母さんも、
「そんな風に育てた覚えはない、いつからそんな子に・・・」っていうパラドックス。それで終盤、「生んでくれてありがとう!」と娘が言うのですが、父母は、「親に向かって、なんてことを!!」「いやああああ!!!」と言って逃げ回る、という・・・。バカバカしくて可笑しいのに、なんかホロッとくる、お話でした。まさに「母の日」にピッタリでした!

『カツ丼』。

ある独身OLのアパートに、毎晩9時半になると、カツ丼が届けられるという、お話。この作品を字で読んだだけでは分からないのですが、
しぐさや視線などの細かい演技を加えることで、本当は、この出前持ちが、OLのことを好きで、他人を装って届けているのか?と思わせてしまう、ビターでスイートな作品に仕上がっていました。3作品とも、3次元になることでこんなに面白い作品になるなんて、ドラマメイキングの醍醐味だなあと思いました。また、喜劇においては、観客の笑いが、重要な役割を担うということに改めて気づかされ、練習過程より、本番の方がはるかに面白かったのですが、本当に、芝居は生物(なまもの)なんだなあというのを痛切に感じました。難しいです!でも奥が深いです!喜劇!

これらを経験された会員さんたちは、1作品は短く、セリフ量もいつもより少なかったかもしれませんが、その分動きが多かったですし、とても中身が濃く、また更なるレベルアップをされたに違いありません!練習風景を見ていましたら、観客にわかるように動きで説明する演技の、わざとらしくない見せ方というのがあって、清家さん直伝の、そういう小ワザが、なるほどーーー!とうならされました!まさに、プロの技!!!

皆さん本当にお疲れさまでした。清家さんもありがとうございました。次回もまたよろしくお願いいたします!!!!!

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