「子供に自信と協調性が身につく習い事」を大真面目に考えてみた。

スタッフの竹森です。

昨日、テレビを見ていたらテレビでパルクール特集をやっていました。

パルクールとは、簡単に言うとアクロバットな動作を交えつつ、走って、飛んで、跳ねる移動術なのですが最近よく見かけます。めっちゃカッコイイんです。

パルクールwiki

そのパルクールが子供たちの習い事として取り上げられているそうで、その理由が

・公園の減少による運動不足の解消

・正しい転び方を覚える

・怪我の防止のため

・体の動かし方を学ぶ

などなど。

バク転、壁蹴り、三角飛びなどの技に挑戦して、技を決めると。成功体験や達成感が身につくと特集されていました。僕もいつかやってみたいのですが、膝が危なかったりするのでどうしようかなぁと迷っています。

アクロバットな技を決めれるようになると、人に見せたくなったり、自信つくだろうなぁ。

・日本人の自己評価

パルクールで成功体験というのを見て、なんとなく「日本人の自己評価は世界と比べてどんな感じなんだろう。」と気になって、調べてみました。

引用 平成26年度 高校生の生活と意識に関する調査(独立行政法人国立青少年教育振興機構)

自己評価が低い・・・

この裏には「他の人と比べたら自分はまだまだ」という日本人の謙虚さがあると思いますが、こんなに差がつくのか・・・。

しかし、子供への期待は違うみたいです。

親世代の「子供への期待」によると、10年以上前の日本でも、はっきり意見を言う子を求めてたりします。

引用:文部科学省 子供の育ちをめぐる現状などに関するデータ

グローバル化と共に、日本人の謙虚さが海外ではあまり理解されず、親世代が、はっきり意見を言えるように育てたいというものがあるのかなと。

・意見が言えることと、自己評価が高さの関係

意見が言えることと自己評価はしっかり関係していました。

自己肯定感が高い方が、「挑戦心」、「達成感」、「規範意識」、「自己有用感」に関する意識が高い。
(自己肯定感関連項目:今の自分が好きだ)
自己肯定感が高い方が、「自分には自分らしさがある」、「勉強に関する意識」、「体力に関する意識」、「挑戦心」に関する意識が高い。
(自己肯定感関連項目:自分自身に満足している)
自己肯定感が高い方が、「長所」、「自己有用感」、「主張性」、「挑戦心」「家庭への満足度」に関する意識が高い。
(自己肯定感関連項目:自分自身に満足(不満))
自己肯定感が高い方が、「努力しても報われない」、「日本は競争が激しい社会である」と思っていない。

つまり自己評価が高い=自己肯定感が高いほど、挑戦心や勉強、意見をはっきり言うなどの意識が高いとのこと。

ちなみに、学力と自己肯定感にも相関がありまして、学力が高いほうが自己肯定感が高いです。勉強ができる=自信につながるということかな。

引用 日本の子供たちの自己肯定感が低い現状について (文部科学省提出資料)

有識者ヒアリング等からは、自己肯定感を高めるためには、他者との協働のなかで、子供たちが自分の役割を果たすとともに、子供たちが集団又は個人の目標を達成した際に、周りの大人が認めることにより、成功体験を感じさせるという一連の取組を継続的に行い、子供たちの発達段階に応じた対応が重要という示唆が得られた。

そう考えると勉強ができて良い点数を取るスポーツができるパルクールでカッコイイ技を決めることができるなどで褒められることが自信や自己肯定感アップに繋がるわけですね。

ただ、自己評価が高いだけではダメで、もう一つ重要な要素「自己有用感」が必要みたいです。

自尊感情だけ高くても「自己有用感」が低ければ,「私は,こんなに○○ができるのに,ちっとも評価されない」といった不満がつのる。それが他者に向けられれば,攻撃的な行動になる。反対に「自己有用感」が獲得されていれば,少々の不満があってもそれを抑えるだけの余裕が生まれる。つまらない行動に走らないですむ。

子どもは「してもらう」ばかりで「させられる」体験や「してあげる」体験に乏しい。さらに形式的な平等主義がいきわたり年長者も年少者も同じようにしか扱われなくなった。

引用:規範意識の形成と教師の指導力

国ごとの自身の満足に関する要素

「自己有用感」というのは、自分に役割があって必要とされている!という感情みたいで、人に認められることと関係しているそうです。これが自己評価に関わってくるのは日本人の特徴らしく、自己評価の高さ+自己有用感の二つが合わさって、自分に自信が持てるということに。

つまり、親が求める「意見をはっきり言う」「協調性を求める」というのは、自己評価、自己有用性二つが高く作用している結果なのかなと思いました。

・勉強が普通、運動神経も普通の子が自己肯定感を持つには?

ここで思ったことがあります。勉強や運動には、「頭がいい」「運動神経が良い」などが必要です。運動神経や勉強が普通なら、自己肯定感や自己有用感をどうしたらいいだろうかと。

大真面目に考えた結果、

そうだ、演劇を習わせよう。

という結論になりました。大真面目です。

以前、演劇の効果を調べたのですが、

演劇のワークショップはスポーツや勉強と違って、一番や正解が決まっていないため、「間違い」や「否定される」ことがなくコミュニケーションを行えたのだと思います。その結果として、「人から受け入れられる」経験から「自己肯定感」向上やコミュニケーションの向上が見られ、静かな子が活発になったり、活動的な子がルールを守るようになったりと、子供たちの新しい面が見られるようになったのです。

シナリオクラブの特徴

演劇ってチームワークでできて、役割があるから自己有用感が得られるし、競争ではないからそれぞれの良さを生かせて自己肯定感を高められるし、運動神経や高い学力が必要なくできるし、と思います。

ネックとしては、習えるところが少なく、あまり一般の人に認知されてないことかな。演劇って習い事なの?みたいなイメージがあるのかなと。

児童劇団や子供向け演劇はそこそこあるのですが、せっかくなら大人と一緒に演劇習ったほうがいいのでは。

というのも

・大人用の台本を読んで理解する必要があるので読解力がつく。

・大人との接し方が学べる。

・大人と話すことで礼儀や社会常識を学べる。

・舞台に立つことで度胸がつき、自分の意見がしっかりと言えるようになる。

・演劇を通じて高いコミュニケーション能力がつく。

などなど

先日優勝したテニスの大阪選手も

というように、大人に混じって大会に出続けた結果、優勝しましたからね。

ちなみに、実はシナリオクラブには小学生の会員さんがいます。

大人たちの相手役となって抜群の演技力を発揮してますし、礼儀正しくて、ものすごくしっかりしてて「本当に小学生かな?」と思うときがあります。

それを見ていると、親子レッスンや年齢関係なく一緒にレッスンは十分ありじゃないかと思っています。

こう考えると演劇ってこれからの習い事にピッタリなんじゃないかなと。

そんなわけで、次の会議はこの議題をシナリオクラブで提案してきます!

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