さいたまネクスト・シアターの内田健司さんと、周本絵梨香さんとのリーディングパーティー。大盛況でした!!

7月21日(日)に行われた、さいたまネクスト・シアターの内田健司さんと周本絵梨香さんをゲストに迎えたリーディングパーティー、大盛況でした!!

予約を開始して、早々にチケットが売り切れてしまって、キャンセル待ち応募の方がたくさんいらっしゃいました。(予約できなかった方、ごめんなさい)

そして、このイベント、様々な反響をいただいております。

本当にこのイベントを開催して良かった!!

さて、今回のブログは「イベントの内容はどんな感じだったのか」をお伝えできればと思います。

会場セッティングと綿密な打ち合わせ

前日に、会場セッティングが終了。

今回はメンターの清家さんからもアイデアをもらい、観てる人も、参加する人も、どっちも楽しいリーディングパーティーというコンセプト。

まるで舞台。薔薇や岩の配置なども斬新!!

そして当日朝からイベントの流れを、内田さん、周本さんと打ち合わせです。

今日の流れを確認しながら、笑顔を見せるお二人。

「ものすごく緊張します。」「実は、前日にMCの練習をしていたんですよ。」と周本さんと内田さん。

実は、こういったワークショップに取り組むのが初めてのお二人。

笑顔の裏に緊張があります。そして台本を念入りにチェック。

いよいよ開場

9:30から入場開始。

今回の舞台兼ワークショップという、特殊な形は初の試みです。

一体どうなるんだろう。円陣を組んで椅子を配置する従来のワークショップと全然違いますし、こちらも初体験です。

うまくいくかどうか、ドキドキしてました

そして、参加者全員が入場し、舞台のような不思議な光景を見ながら、お二人を待ちます。

10:00 イベントスタート

いよいよイベントスタートです。

まずは、周本さんと、内田さんのMCからです。

周本さん

「私が劇団に所属してから10年 蜷川さんと出会って8年くらいです。」

内田さん

「僕は蜷川さんと出会って6年くらいですね。」

周本さん

「そして今日は、蜷川さんから教えてもらった”シェイクスピアの楽しさ”を皆さんにお教えできればと思っています。」

内田さん

「シェイクスピアの印象って、皆さんどうですか?

”難しい”でしょうか。

そう、僕らも、24時間365日シェイクスピアを練習しているわけではないので、難しいです。だから今日は、台本がうまく読めなくても、セリフを噛んでしまっても大丈夫です。」

この、内田さんの「シェイクスピアは難しいけど、自由にやっていいよ~!!」という話、実はめちゃくちゃ面白かった!!皆さんの緊張もあっという間にほぐれたはずです。

そして、お二人がそれぞれの「シェイクスピア作品への向き合い方」を語ります。一番は好きなようにやって楽しむこと。

それでも、どうすればいいのかわからなくなるので、お二人が台本を使って目の前でお芝居します!!

手を伸ばしたら届いちゃうくらい、こんな近くでお二人の芝居が観れるのは、まさに圧巻!!

お二人の芝居が終わったら、「それを真似するのではなく、皆さんが、思い思いに感じたものを行ってください。」とのこと。

今回は、参加者の皆様を4チームに分けて、「リチャード三世」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「リア王」

これらの作品の一部分を、内田さん、周本さんと演じます。

待っている間は皆さんとお二人のお芝居を観客としてみます。

そして、ただその場で演じるのではなく、舞台の前に出てきて6人で演じます。

これがすごい!!

あの憧れの俳優さんが、

目の前で、

自分に向けて、

芝居をしてくれる!!

本当に最高!!

どれだけ控え目に言っても最高です。

まさに「観て楽しいけど、体験すると最高に楽しい!!」

 

朗読会と思いきや、一緒にお芝居をする形になるとは思いもよらなかったとおもいます。

超至近距離で繰り広げられるプロのお芝居。これこそシナリオクラブの醍醐味な気がします。

そして、13:00からの二回目のイベントも、大盛況で幕を閉じました。

見てても楽しいし、スタッフとしても参加したいくらい楽しいイベントです!!

さて、ここからは、お二人への質問です。

今まで演じた役で、自分に近い役

内田さん

ほとんどの役は(自分と)遠いですね。
昔やった、戦争中のドイツの話で、死体を埋めるための穴を掘っている少年の役がちょっと近いかな。
「穴を掘るのは嫌だ」と言うんですけど、僕も逃避的な部分があって、「嫌だなぁ」と想いながら暮らしている部分は近いかもしれません。

周本さん

難しいですね。
ほとんどの場合、役をすごく遠いところから作りはじめてます。
「この役、自分に近い」とおっしゃる役者さんもいると思うんですが、そういうのを聞いて、すごいな!って思います。

内田さん

(役は自分と)違う人だなぁって思いますね。

蜷川さんから言われた事で印象に残っているのは?

周本さん

先ほどの質問と矛盾するかもしれませんが、特に古典やるときは「これは遠い国の話ではない」と、言われてました。

俳優は自分の物語にして自分の言葉でしゃべらないといけない。「役からすごく離れたところから、その役を自分の言葉で伝えるところまで持っていく。

その距離がめちゃくちゃ遠いのが古典だぞ」と言われてました

内田さん

僕は「チケットが高い」って言われてました。

蜷川さんの公演って、チケットが一万円くらいするんです。だから一万円の演技をしろって言われてました。

蜷川さんは商売人の出なんで、一万円払っても良い芝居をしないとって言われてました。だから、今でもそれを思いながら芝居をやっています。

難解な台本の時はどうしていました?

周本さん

興味深い質問ですね。よくわからない事ってありますよね。

「どういう話なんだろうな」っていう、台本もらった時点でよくわからなかったり。

内田さん
この話を聞いて「どういう意味があるんだろう・・・」というのはあります。台本よりも、現実は辛かったりとか。

でも、蜷川幸雄さんだったら、台本を読んだときに、僕以上にそういう思いを強く持っていると思うんです。

そのうえで、「辛い話だったり、救いがある話だったりじゃないと意味ないだろう」って演出していたんだと思います。

周本さん

蜷川さんが、私たち以上に(作品に対して)思いますね。

内田さん

お客さんが納得しないと意味ないっていうのもあったのと思います。

周本さん

だから、蜷川さんがいると、先に筋が通る流れにしてから、台本をいただけるので、「そっちをやればいいんだ」って良かったです。

蜷川さんに言われた衝撃的なことは?

周本さん

蜷川さんには、自分でお芝居を作って見せるんですね。

そのお芝居は自分が主役なので、全力を込めて行うんですが、蜷川さんに見せる時、たまに「良かったな」ってほめてくれるんです。

内田さん

僕、ダンスするシーンがあったんですが、ダンスの経験が無くて、蜷川さんが「良い参考資料あるぞ」って映像を見せてくれたんです。

そして蜷川さんが「内田、これくらい、うまくなれよ!」って。

「蜷川さん。この方は?」

「ヌレエフ(ソ連の伝説のダンサー)」,

いやぁ。びっくりしました。「一か月練習して、ボルトに勝て!!」みたいな話ですからね。そういう人でしたね(笑)

楽しかったですけどね。

周本さん

勉強になりましたね。蜷川さんは、あのレベルと戦ってきたんだなって。

 

お芝居をやってるときに、気持ちがいいって思うときって?

内田さん

舞台に出ている時はもちろん楽しいんですが、僕の個人的なものなんですが、稽古に入る前に、他の人が台本を読んでいるときとか、「これやったら面白いんじゃない」ってのを一人でやっている瞬間が楽しいですね。

周本さん

私は、ファンの方に「本番中、気持ちいいでしょう?」って言われるんですが、緊張します。

でも幸せな瞬間は、「自分が思ってもいなかった反応が、自分から出てきた時」です。
自分があらかじめ考えてた言い方ではなく、相手の反応を聞いて、全く違った感情が稽古や舞台で出た時、「すごい・・・!!想像してなかった感情がでた・・・!!」となって幸せですね。

内田さん

あとは、皆さんと同じで、舞台があって、それが一公演ずつ終わった後、氷を入れて、ジュースを飲むときが一番気持ちいいかなぁ。
「終わったなぁ。明日もあるけど良かったなぁ」みたいな気持ちです。

最後に

内田さん周本さん

皆さん、本当に本をよく読んでいるなぁと思いました。
蜷川さんが「シェイクスピアは私を解放してくれる」と。だから蜷川マクベスのような演出ができるとおっしゃってたんで、皆さん、読書週間を続けて、自由に、楽しく自分を解放してくれたらいいなぁと思います。

というわけで、本当に夢のような3時間でした!!

最後は皆さんで記念撮影!!

午前の部、午後の部とも、本当に最高でした!!

もし、シナリオクラブで、次にイベントをやるときは、またLINEなどで告知します。

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内田さん、周本さん、またぜひともシナリオクラブにいらしてください!!

 

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